マーケティング

最新マーケティング事例分析

「全てのアイデアはよく分析してみると、過去に自分が触れてきた 人様のアイデアの「断片」の組み合わせ でしかない。世の中からアイデアを探して盗んでくることを真っ先にやることは、マーケティングをやる人間には絶対に必要だと思っています。」

これは、USJをV字回復させた有名なマーケター森岡毅さんの著書「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きで走ったのか」からの引用です。

尊敬する森岡さんの影響をうけて、最近僕もマーケティング、広告施策の事例研究を習慣的に取り組んでいます。
そこで、今日はその中から3つの事例を共有したいと思います。

マーケティングにこれから関わる学生さんや、既に関わっている社会人の皆さん。
これから共有する3つの事例を「なぜこの事例は成功したのか」考えながら読んでみてください。

 

インドの子ども達を救え!石鹸に早変わりするチョーク

 

概要


インドの小学校には石鹸で手を洗う習慣がなく、子どもたちはチョークを触った手でそのままご飯を食べています。

このようなインドの子ども達の衛生環境を良くするために、イギリスに本社を置く製薬会社グラクソ・スミスクラインが立ち上がりました。

そして研究を重ね、水に濡らすだけで石鹸に変わる特殊なチョークを開発し、インドの学校に配布しました。

 

成功要因


シンプルなコンセプト

まず、第一に「水に濡らすだけで石鹸になるチョーク」というコンセプトがシンプルだったことが成功の要因としてあげられます。

特に今回のような国境をまたぐプロジェクトの場合は、ユーザーの文化や価値観が異なるため、できるだけコンセプトや効果効能をできるだけシンプルにする事が求められます。


ユーザーの行動を変えなかった

また、浸透した大きな要因として、ユーザー(子ども達)の行動を変えずに、商品(石鹸チョーク)がユーザーの習慣そのものに溶け込めたことが大きいと思います。

つまり、子どもたちは以前と変わらず「チョークを使ったあとは水で手を洗っている」にも関わらず、石鹸で手を洗えるようになったことです。

学び


「ユーザーの行動を変えない」

ヒトは基本的には変化を嫌う生き物です。

そんなヒトに新たな商材やサービスを利用してもらうためには、「その人の行動や習慣を変えない」、「どれだけその人の行動や習慣に入り込めるか」が重要であると、この事例から学びました。

参考URL

https://markezine.jp/article/detail/29635

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=VhVfLoKqS1o

 

 

暖炉からチキンの香り?!米KFC初チキンの香りがする薪

 

概要


アメリカのケンタッキーフライドチキン(KFC)は、燃やした時にフライドチキンの香りがする暖炉用の薪を販売しました。

全11種類のハーブとスパイスからなる本格的なフライドチキンの香りが味わえます。

価格は約2,000円。特設サイトを設けてアメリカとカナダへ配達販売したところ、1時間で完売したそうです。

成功要因


従来のプロモーションメディアの概念に捉われない発想

商品を認知させる時に、マスやデジタル媒体上でプロモーション活動を行うことが一般的です。

しかし、今回のKFCの事例では、アメリカ家ならどこでもある「暖炉」をうまくメディアとして活用しました。

家族の憩いの場を「口コミ プラットフォーム」として活用

また通常、暖炉は家族の皆が集まるリビングのような広いスペースにおいてあります。

ですので、暖炉で温りながら家族みんなで会話のネタとして話すことが期待され、そして家族の次は各コミュニティーへと拡散も期待できます。

 

学び

あらゆるモノやコトをメディアになる可能性

「家の中の暖炉」をメディアとして利用するユニークな発想はとても参考になります。

特に今後iotやioeと言われるように、あらゆるモノやコトがネットとつながる世界において、文字通り全てがプロモーションメディアになります。

そのような世界では、今回のKFCの事例のように、マーケターの発想やアイデアが益々重要になるのではないでしょうか。

参考URL

https://adgang.jp/2018/12/169655.html

 

 

野次馬を内省させる?!トロイの看板

 

概要


事件現場で写真を撮る「野次馬」がレスキュー隊の障害になっていることから始まった施策。

事件現場にスマホを通してのみ文字が観れる特殊なボードをおき、そのボードをスマホカメラ越しで見ると、「If you wanna share something, share your blood.」「Take care,not pics.」 などのメッセージが表示されます。(下の写真参照)

効果として、犠牲者の写真撮影を止め内省したり、カメラ越しに移ったメッセージをSNSでそのまま拡散したりと、大きな効果をもたらしているそうです。

参考:fischerAppelt – The Trojan Billboard from fischerAppelt on Vimeo.

 

成功要因


ユーザー視点

メガホンで注意したり、注意書きが書かれたボードを置いたとしても、同様の効果は得られなかったでしょう。

というのも、ユーザーは携帯のカメラで動画をとることに必死で「ユーザーの目はスマホの中にある」からです。

だからこそ、ユーザーと視点を合わせたスマホの中にメッセージを訴えかけたこの企画が成功したのだと思います。

 

学び


「ユーザーがどこに注意を払っているか」に着目する

 

今回の事例のように、ユーザーの視点はどこか、そしてどこに注意を払っているかを考える事は、マーケティング施策や広告作成にとても重要な学びだと思います。

バナー広告を出稿するとき、ターゲットが見ているメディアはどこか」など、この教えはリアルだけでなく、デジタル上でのマーケティング活動においても大切ではないでしょか。

参考URL

https://adgang.jp/2018/12/169639.html

 

いかがでしたか?

以上がぼくが最近取り組んでいるマーケティング、広告事例研究の共有になります。

各事例の「成功要因」等へのフィードバックや、

「他にもこんな面白い事例しってるよ!」

などの紹介などなど、、、

コメント、Pickお待ちしております!

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